国語は集団と個別どっちがいい?

 
結論から申し上げますと、

国語の実力を伸ばすには個別指導の方が良いと思っています。

また、講師として将来役に立つのも個別指導だと考えています。

今回は僕がなぜ国語の個別指導を選んだのかをまとめてみました!参考になれば嬉しいです。

 

 まずは、僕の経験から話を進めたいと思います。

 今僕は高校生の国語を担当しています。去年は半年間集団で中学生も教えました。実際のところ国語科が人手不足だったので、回されただけで、そんなに興味はなかったです笑

 僕は最初にいきなり高校三年生を教えることになり、塾長に「何を教えたらいいですか?」と聞くと、「好きなようにやったらいい」と言われ、結局答えのないままぶっつけ本番で教えることになりました笑

 最初は僕も何から教えていいか分からず、とにかく自分が高校生の時にやっていた教材をやらせていました。(詳しくは後ほど!)とにかく予習はしっかりやって、答えに至る道筋などを教えていましたが、最初の評判は悪かったようです。(後日談)

 なぜか?

今なら分かります。集団と個別にしても、その子はどこまで理解していて、どこから分からないのか把握していなかったのです。「こうやれば解けるよ」と言われても確かに納得するでしょう。しかし、なぜこの答えが間違っていて、その答えがどのように生み出されたのかを的確に教えてあげないと満足してもらえないし、実力も伸びないのです。国語を学ぶなら個別がいいと思います。

このように書くと国語の集団指導に意味がないと言ってるように聞こえますが、真意はそうではありません。集団でもやれることはあります。先ほど言ったように答えに至る道筋やテクニックは教えることができます。しかし、それには限界があるとも思います。全員の解答に対してアドバイスができないからです。

だから僕は個別指導に専念すると決めました。真に生徒の国語力を伸ばすためなら個別の方が向いていると考えているからです。

 

それに、個別指導をしていくなかで身につけた力が二つあります。それは添削力相手の主張を理解する力です。これはビジネスにおいて大いに役に立つと父に言われました。

父は今管理職の仕事をしています。そのときに場合によっては企画書を読んだりすることがあるようです。その時にどこをどう直せばいいのか、あるいは相手の企画の趣旨はどうで、実行するべきかどうかなど、論理的に考え論理的に伝えて納得させなければならないのです。父は管理職にならないかと話があった時、それを習得するために上司から課題を出されて最初は相当苦戦したようです。

ここから僕が言えるのは、国語の個別指導を担当して身に付くのはビジネスで非常に重要な力だということです。最初から身につけていれば父はもっと早く管理職になれたかもしれません。

 

こういう経緯でまだまだ二年目ですが、僕は国語の個別指導を担当してよかったと思っています。しかし、それはやってみないと分からなかったわけで、僕もまだまだ他の教科に挑戦してみたいという気持ちもあります

 

みなさんも国語の個別指導をやってみてビジネスに必要な力を身につけてはいかがでしょうか?

 

ご意見、ご要望をいただけるとありがたいです。最後まで読んで頂きありがとうございました!